本太Victors

暑い夏の練習を乗り越え、後期大会を控えて久々の実戦となる名尾杯。市営球場で試合を経験できる貴重な大会である。

電光掲示板に自分の名前が入り、アナウンスもされる。プレ高校野球！

１つでも多く勝ってこの経験を楽しむとともに後期大会につなげたい。

１回の表のビクターズ。１アウト後、みひろ が四球で出塁。２盗の後、たつき との間でヒットエンドラン。打球がセカンドの横を抜ける間に みひろ が還って先制。続く あきと の打席でワイルドピッチ。広い市営球場のバックネットまで転がる間に たつき ２塁から長躯ホームイン。２－０ 幸先の良いスタートである。

２点を先制し、しっかりと抑えたいその裏。先頭打者に左中間へヒットを打たれる。続く２番打者を四球で歩かせ、それぞれ盗塁を許し、無死２塁３塁のピンチを迎えてしまう。ここで先発 りょう にスイッチが入った。続くクリーンナップを２つの三振と内野フライで初回を０に抑える。

続く２回はヒットの ゆうき を３塁まで進めるが得点できず。３回は１番からの好打順も三者凡退で０．なかなか追加点が奪えない。苦しい展開の中、エース りょう が２回３回を３人で打ち取り流れを渡さない。

好投の りょう に報いるためにも追加点を奪いたい４回。１アウト後 りょう がライト前ヒットで出塁。続く ゆうき がライトの横を鋭く破る３ベースタイムリーで待望の追加点。続く たくみ もセンター前へヒットを放ち ４－０とする。

４回の裏は四球でランナーを許すも、キャッチャー たつき が２盗を刺し、３人で抑える。良い流れである。

ダメ押しをしたい５回。みひろ のショートゴロを相手ファーストが後ろにそらす間に２塁へ。続く たつき は倒れるも、その間に みひろ は３塁へ盗塁。４番 あきと も四球を選び盗塁し、２塁３塁で迎えた りょう の打席。三振となるが、３ストライク目をキャッチャーが弾き りょう が１塁へ走る。これをアウトにしようと相手キャッチャーが１塁へ投げる間に ３塁から みひろ がホームへ。５－０。

その裏、ヒット、四球で二死１塁２塁。続く打者のサードゴロを あきと が弾いて１点を失う。ここまで好投の りょう 疲れが出てきたかこの後２連続四球で押し出し。５－２とされ二死満塁、相手４番との対決。この試合一番しびれる場面であったが、ここはセカンドゴロに打ち取り切り抜けた。

最後まで好調の りょう。最終回は​３人で抑え試合終了。終わってみれば６イニングスで１０奪三振。Nice Pitching ！

先制、中押し、ダメ押し。理想的な試合展開であった。次も頼むぞ！